宝塚歌劇団雪組トップ彩風咲奈、初日公演終了後にあいさつ「千秋楽まで元気に駆け抜けたい」

宝塚大劇場=宝塚市栄町1

 宝塚大劇場(宝塚市)で1日、宝塚歌劇団雪組公演「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」「FROZEN HOLIDAY」が21日遅れで開幕した。終演後にはトップスターの彩風咲奈(あやかぜ・さきな)が観客に向け「皆さまに感謝の気持ちをお返しできるよう千秋楽まで元気に駆け抜けたい」などと述べた。

 団員女性(25)の死亡発覚後の10月1日から、同劇場では全公演が中止に。雪組公演は当初、11月10日開幕予定だった。

 あいさつは次の通り。

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 皆さま、本日は雪組宝塚大劇場公演「ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル」「FROZEN HOLIDAY」の初日を最後までご観劇くださいまして、ありがとうございました。

 今日の日まで、お客さまが待ってくださっていたこと。そして、今日、こうして初日に沢山のお客さまが劇場にいらしてくださったこと、心から感謝の気持ちでいっぱいでございます。本当にありがとうございます。

 皆さまに感謝の気持ちを一日一日大切にお返しできますよう、お客さま一人一人のために、大切なあなたのために、愛する雪組の仲間とともに、千秋楽まで元気に駆け抜けてまいりたいと思います。

 本日は本当にありがとうございました。

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