ラグビー神戸に加入、NZ代表のサベアとレタリック 日本一へ決意「トップに押し戻すことが役割」

日本一への意気込みを語ったブロディ・レタリック(左)とアーディー・サベア=神戸市東灘区

 ラグビーリーグワン1部の神戸は1日、開幕に向けた会見を神戸市東灘区の旧クラブハウスで開き、今季加入したナンバー8のアーディー・サベア(30)、ロックのブロディ・レタリック(32)らが意気込みを語った。ともにニュージーランド(NZ)代表として今秋のワールドカップ(W杯)フランス大会を経て来日した2人は、「チームを日本一へ」と口をそろえた。

 サベアは力強いプレーと豊富な運動量を武器にW杯でも活躍。国際統括団体ワールドラグビーの年間最優秀選手に選ばれた。日本のチームでプレーするのは初めてで、「自分にとってチャレンジ。どこまでできるか楽しみ」と語った。

 レタリックはトップリーグ時代の神戸製鋼に2019年から21年まで所属。204センチの体格を生かしてセットプレーの中心となる。2年ぶりに戻ってきた古巣を「トップに押し戻すことが自分の役割」と昨季9位に沈んだ名門復活へ意欲を見せた。(山本 晃)

© 株式会社神戸新聞社