北陸新幹線福井駅舎に隣接する福井県の福井市観光交流センター屋上にあり、蹴り壊された恐竜モニュメントの修繕が12月1日までに完了した。福井市は費用約20万円を加害者側に全額請求する考え。
壊されたモニュメントはベンチの上に置かれた五つの小型恐竜のうちの一つで、フクイラプトルの幼体をかたどった高さ約40センチの樹脂製。足の指先数センチが折れているのが10月19日に見つかった。防犯カメラの映像などから市内高校生の関与が分かり、福井署が器物損壊の疑いで書類送検、福井地検が同容疑で家裁送致した。
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市は施設管理費から修繕費を捻出した。「今後も市民の皆さまが安心して楽しく過ごせるよう努めていく」としている。