冬の積雪量を占うとされる「モズのはやにえ」が、福井県勝山市の田上滋良さん(65)宅で見つかった。裏庭にある木の高さ1.5メートルほどの枝にカエルが刺さっており、「今冬は暖冬と聞くが、たくさん雪が降るのかも」と話している。
モズは捕らえた昆虫など獲物を保存するため、雪が積もらない高さの木の枝などに突き刺す習性があるといわれる。
積雪に備え11月23日、裏庭のブルーベリーの木の枝を縄で束ねようとして、枝に刺さった体長約5センチのカエルを見つけた。田上さんは「早起きして雪かきする日がもうすぐ来るんだろうな」と冬の訪れを感じていた。
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福井地方気象台によると、本県を含む北陸地方の12月~来年2月の降雪量は平年よりも少ない見込み。