未納の反則金は6千円、7千円、1万2千円…埼玉県警、2021年に違反の男3人を逮捕 「逃げ得は許さない」

埼玉県警察本部=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県警交通指導課などは1日までに道交法違反容疑で、39~59歳の男3人を逮捕した。

 逮捕容疑は、鴻巣市の介護士(59)は2021年7月2日に同市内で原付バイクを運転し歩道を通行。加須市の会社員(50)は同年5月17日、春日部市内で軽貨物自動車を運転し、交差点に入る際に一時停止せず、所沢市の会社員(39)は同年10月6日、同市内を最高速度を18キロ超える48キロで普通乗用車を運転した疑い。

 同課によると、それぞれ6千円、7千円、1万2千円の反則金を払わず、呼び出し通知を複数回交付するなど再三の出頭要請にも応じなかったため、11月に逮捕した。

 男らは「借金の支払いでお金がなかった」「仕事が忙しかった」などと供述しているという。同課は反則金の未納者が後を絶たないことから、悪質な未納者を積極的に摘発していく方針で「逃げ得は許さない」としている。

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