大空を舞う熱気球 栃木市でバルーンレース

 全国の選手たちが参加してバルーンの操縦技術を競う大会が、栃木市で12月1日から始まりました。

 午前6時40分、スタート地点から30機のバルーンが一斉に飛び立ちました。栃木市の藤岡渡良瀬運動公園で12月1日から「栃木市・渡良瀬バルーンレース」が始まりました。

 このレースは全国各地のトップパイロットが参加するシリーズ戦「熱気球ホンダグランプリ」の今年の最終戦として開催されたものです。レースは2000年から毎年この場所で行われています。

 競技の内容は当日の天候などにより決定されます。初日最初のレースは、指定された目印を目がけてバルーンからマーカーと呼ばれる重りを落とし、目印と落としたマーカーの距離の近さを競う競技が行われました。

 色鮮やかなバルーンが、朝日を受けて輝きながら大空を飛んでいきました。

 渡良瀬バルーンレースは12月3日まで行われ、3日間で5回の競技飛行が行われます。

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