特殊詐欺事件 約1900万円被害 下野市

下野市の40代の女性が40回以上にわたって指定された口座に現金を振り込み、合わせておよそ1900万円をだまし取られる被害にあいました。警察は特殊詐欺事件として捜査を進めています。

下野警察署によりますと、ことし8月21日、下野市の45歳の看護補助の女性の携帯電話に電話料金に関するショートメールが届きました。

女性は、メールに記載されていた電話番号に連絡したことをきっかけに、その後、複数回にわたり通信事業者や警察官などを名乗る男から電話があり「サイトの未納料金がある。あなたに犯罪の疑いがある。サイバー保険に入って下さい」などと言われました。

これを信じた女性は、10月1日までの間に、46回にわたって指定された口座に現金合わせておよそ1900万円を振り込みました。女性は同居する家族に相談して被害に気付いたということです。警察は特殊詐欺事件として捜査を進めています。

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