商品の仕入れから販売までを高校生が自ら手がける模擬デパートが、2日から広島市の商業高校で開かれています。
”ピースデパート”と名づけられた販売イベントが開催されているのは、広島市立広島商業高校です。
会場には、パンや野菜そして広島や島根の特産品などが並び、開店と同時に多くの客が訪れました。
商品は、仕入れから販売までを生徒自らが手がけています。
広島市立広島商業高校3年 津川凛華さん
「自分たちがそのまま企業から仕入れているので、他のところより安く買える」
レジには、授業でも使っているタブレットが導入されています。
広島市立広島商業高校2年 鍛治谷真人さん
「デジタルのデータが残り、どの時間帯にどの商品が売れたかフィードバックできる素晴らしい機能を持っている」
2日間の売り上げは、入場者の制限を行っていた年を除き、例年1000万円前後になり、収益の一部は、広島市と長崎市の平和事業などに寄付されるということです。
”ピースデパート”は3日も開催されます。