300人がパレードで交通安全・防犯を呼びかける 名古屋市昭和区

テレビ愛知

交通事故や空き巣などが多くなる年末に向けて、地域住民らに交通安全や防犯の
意識を高めてもらおうと、昭和区で2日、総決起大会が開かれました。

この大会は交通安全・防犯意識の向上を目的に、1997年から開催。ことしは、
新型コロナウイルス感染症の影響で中止していたパレードが4年ぶりに復活しました。

大会では、昭和警察署の達山雄一署長が「交通事故情勢は非常に厳しい。県内の交通死亡事故者数は昨年比で10人増え、134人が亡くなっている。死亡事故を二度と起こさないという決意で啓発を行う」などとあいさつ。

続いて地元交通少年団がヘルメットの着用とシートベルトの装着などを呼びかけたほか、昭和警察署員が、「詐欺防止には家族や地域での声掛けが大事」などと訴えました。

終盤には、関係者約300人がパレードを行い、地域を練り歩きながら、交通安全と防犯への注意を呼びかけました。

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