静岡県三島市から長泉町へ 自動運転バスの実証実験 最高時速35km方向転換加速減速すべて自動で

静岡県の三島市と長泉町を結ぶ自動運転バスの実証実験が始まり、報道機関に公開されました。

この実証実験は、三島市・裾野市・長泉町・清水町の2市2町で作る富士山南東スマートフロンティア推進協議会が、国土交通省の採択を受けて始めました。

日大国際関係学部三島駅北口キャンパス東側駐車場と、JR御殿場線下土狩駅を結ぶ片道およそ1.5kmの区間を、最高時速35kmで運行します。

使用されるのは、8人乗りの小型バスで、衛星からの位置情報を正確に読み取って走ります。

安全確認のため乗務員が運転席に座りますが、方向転換や加速・減速はすべて自動で、状況に応じて手動に切り替えることができます。

豊岡武士 三島市長:
「2市2町だけでなく、さらに外に向かっても自動運転のバスが走ることにより、そこで暮らす人たちは便利になってくると、観光客の方にも楽しんでいただける事になると思っています」

この自動運転バスの実証実験は4日まで行われます。

© 静岡朝日テレビ