【矢立安芸太田町議・失職】大規模買収事件で有罪確定

河井克行元法務大臣から現金を受け取ったとされる安芸太田町議の有罪が確定し、町議を失職しました。

失職したのは、安芸太田町議の矢立孝彦被告です。

矢立被告は、1審と2審で有罪判決を受け、最高裁判所に上告しましたが棄却され、異議を申し立てていました。

しかし11月29日に再び棄却となり、有罪判決が確定。

公民権5年間停止となり、町議を失職しました。

一連の事件で、被買収の議員が失職したのは初めてです。

■矢立孝彦被告

「議員任期を全うできなかったと いうことにつきましては、これは支持支援者の方に対して は大変申し訳ない」

一方、矢立被告は「現金は置き逃げで自ら受け取ったわけではない。裁判所の判断は異常だ」と語りました。

【2023年12月2日 放送】

© 広島テレビ放送株式会社