【J1昇格プレーオフ決勝 東京V1‐1清水：国立競技場53,264人】
【写真を見る】「自分たちはJ2のチームだということ…本当に不甲斐ない」清水・乾貴士選手【J1プレーオフ決勝・試合後インタビュー】
清水エスパルス MF乾貴士選手
ー試合を振り返って
自分たちはJ2のチームだというだけ。ほかに言うことはない。とにかくヴェルディさんのほうがJ1に上がるのにふさわしかったということだと思う。
これだけ勝負弱いと…ここで勝てばという試合がシーズンを通して、何試合かあったし、それを勝ちきれなかった。今回もリードしたまま終われば(J1に)上がれたけど、最後のところでミスをしてしまう。一人ひとりのクオリティを考えればJ1にいてもおかしくないのかもしれないけど、結局、J2の中で4位、プレーオフでも勝てず、なので、自分たちはJ2のチームだということだと思う。
ー最後はベンチから見守った
最後までピッチに立てなかったことは悔しかったけど、信頼している仲間に託したので。PKを与えてしまったところは、まず滑る必要はなかった。ただ、前線ももっと点を取れるチャンスはあった。自分たちが点を取っていれば、ああいうこと（PK献上）があったとしても勝っていた。
追加点を取れなかった自分たちも悪いですけど、ああいう場面で滑ってしまう、無駄なファウルをしてしまうというところは反省しないといけない。ユウジ(高橋祐治選手)自身もわかってると思うけど、水戸戦で失点に絡んだところもそうだし、やはりもう少し賢くなってレベルアップしないと、J1に上がれるチームになれない。
自分自身も含めてレベルアップしないといけない。今回もそうだし、シーズンを通してそういう場面が何度もあった。それが1年間を通してできなかったからJ1を逃してしまった。
ー試合の入りは
前半はほとんど自分たちのペースだったので、そこで点が取れれば後ろは楽にできたのかなと思う。前半を見てもらえれば分かるように、入りは間違いなくいい内容だった。相手を恐れているようなところはまったくなかった。
ーただ勝ちきれなかった
去年からずっとそうだった。結局、勝ちきれない。アディショナルタイムで追いつかれてしまうというのが続いている。何かを変えなければいけないとは思うけど、いまは考えられない。
J1に上げられなかったことがすべて。得点も取れなかったし、大事なところで仕事ができず申し訳なく思っている。本当に不甲斐ない。
ーリーグ最終戦から流れが良くなかったように見えた
水戸戦が一番良くなかった試合。昇格のプレッシャーとか緊張とかいろいろあったとは思う。あそこで決められていれば何の問題もなかったんだろうけど。
ー来年に向けては
いまは、まだ契約の話もないので、まだ何も考えてないです。
