県産食肉を味わう「とちぎの食肉まつり2023」が2日、宇都宮市本丸町の宇都宮城址(じょうし)公園で始まった。冬晴れの下、多くの家族連れらが会場を訪れ、和牛や豚などの肉料理を楽しんだ。3日まで。
県産食肉の普及と消費拡大を目的に、県食肉事業協同組合連合会などでつくる実行委員会が主催している。新型コロナウイルス禍の影響で中止が続き、4年ぶりの開催となった。
県内の精肉店や飲食店が計24ブースを出店し、タイムセールもあった。予約制のとちぎ和牛などのバーベキューコーナーでは家族や友人グループが焼きたての肉に舌鼓を打った。歌やダンスのステージイベントも会場を盛り上げた。
夫婦でバーベキューを楽しんだ栃木市都賀町平川、団体職員斉藤綾子(さいとうあやこ)さん(46)は「牛肉が柔らかくて溶ける感じ。音楽もあっていい雰囲気ですね」と満足そうだった。時間は午前10時~午後3時。