このところサッカー界は飛躍的に経済的な力を高めており、選手に支払われる給与もどんどん高額なものになっている。
今回は『Planet Football』から「世界で最も高額な給与を受け取っているイレブン」をご紹介する。
GK:マヌエル・ノイアー
クラブ:バイエルン
年俸:2100万ユーロ(およそ33.88億円)
ダビド・デ・ヘアが昨年までこの座を確保していたが、マンチェスター・ユナイテッドを退団したためにマヌエル・ノイアーが世界最高額のゴールキーパーとなった。2022年末に契約延長を行ったあとスキーで重傷を負ったが、リハビリの末にようやく復帰。
右SB:リース・ジェームズ
クラブ:チェルシー
年俸:1520万ユーロ(およそ24.52億円)
昨年トッド・ボーリーが新たなオーナーになったチェルシー。大型補強でチームを大きく組み替えたが、その中で生え抜きのリース・ジェームズには6年間の契約延長を提供。そしてキャプテンマークも任せている。
CB:ラファエル・ヴァラン
クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
年俸:2060万ユーロ(およそ33.23億円)
2021年にレアル・マドリーからマンチェスター・ユナイテッドに電撃移籍したヴァラン。スペインで素晴らしい実績を残した選手だけに、イングランド・プレミアリーグでかなり高額の報酬を受け取ることになった。
CB:ダヴィド・アラバ
クラブ:レアル・マドリー
年俸:2250万ユーロ(およそ36.3億円)
そしてラファエル・ヴァランと入れ替わるようにバイエルンからレアル・マドリーに移籍したダヴィド・アラバ。フリーエージェントでの加入ということもあり、かなり高額の年俸を勝ち取っている。そして1年目からリーガとチャンピオンズリーグを制覇し、価値を証明した。
左SB:リュカ・エルナンデス
クラブ:PSG
年俸:1900万ユーロ(およそ30.65億円)
この夏に新たなクラブへと移ったリュカ・エルナンデス。4000万ユーロの移籍金でパリ・サンジェルマンに加入し、さらに1900万ユーロもの年俸を受け取った。メッシやネイマールが抜けたこともあり、いきなりチーム有数のスター選手として扱われている。
守備的MF:フレンキー・デ・ヨング
クラブ:バルセロナ
年俸:3750万ユーロ(およそ60.5億円)
バルセロナはここ数年経営的に難しい状況が続いており、ジェラール・ピケやセルヒオ・ブスケツなど高給取りの選手を手放してきた。ただ、その中でフレンキー・デ・ヨングだけはかつての契約を維持したまま所属している唯一の存在だ。
攻撃的MF:ケヴィン・デ・ブライネ
クラブ:マンチェスター・シティ
年俸:2430万ユーロ(およそ39.2億円)
マンチェスター・シティの勝負を左右するタリスマンとして重要な存在になっているベルギー人司令塔。プレミアリーグでは最も高額な給与を受け取っている選手であるが、今でも有名な代理人をつけていないことでも有名。
攻撃的MF:トニ・クロース
クラブ:レアル・マドリー
年俸:2430万ユーロ(およそ39.2億円)
数年前から早期の引退を宣言しながらプレーし続けているトニ・クロース。高いレベルを維持したままスパイクを脱ぎたいと言いつつ、このままでは40歳までプレーしてしまうのではないだろうか。給与はもちろん世界最高クラス。
FW:ウスマヌ・デンベレ
クラブ:PSG
年俸:3630万ユーロ(およそ58.56億円)
今季バルセロナを離れてパリ・サンジェルマンに加入したフランス代表FWウスマヌ・デンベレ。ネイマールやメッシが抜けた穴を埋めるための補強であり、それに値するような巨額の給与を手にしている。
FW:ハリー・ケイン
クラブ:バイエルン
年俸:2500万ユーロ(およそ40.33億円)
昨年まではマンチェスター・シティのアーリング・ハーランドがここに入っていたが、ハリー・ケインがポジションを奪い取った。トッテナムからドイツ移籍で高い条件を勝ち取っている。
FW:キリアン・エムバペ
クラブ:PSG
年俸:7200万ユーロ(およそ116.16億円)
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おそらく現時点で世界最高の選手であるエムバペ。昨年レアル・マドリーへの移籍を断って契約を更新し、パリ・サンジェルマンからとてつもない額の給与を約束された。おそらくレアル・マドリーでもこの額を支払うことはできないだろう。