矢板市長選 斎藤氏、3選目指し立候補の意向 「今後は未来志向の事業に」

斎藤淳一郎氏

 任期満了に伴い来年3月31日告示、4月7日投開票で行われる矢板市長選で、斎藤淳一郎(さいとうじゅんいちろう)市長(51)は2日、下野新聞社の取材に対し、3選を目指し無所属で立候補する意向を明らかにした。3日に市内で開く後援会総会で正式に表明する見通し。

 斎藤氏は「2期目は新型コロナウイルス対策と財政健全化の両立に力を注いできた。今後は子育て支援や企業誘致といった未来志向の事業に取り組みたい」と3期目への意欲を示した。

 早稲田大大学院修了。県職員、県議2期を経て2016年、新人3人の選挙戦を制して初当選。20年は新人の元市議会議長との一騎打ちに勝利し現在2期目。同市長選では斎藤氏以外にも立候補を模索する動きがある。

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