ヨビッチ移籍後初弾のミラン、CL敗戦からバウンスバックのリーグ戦連勝【セリエA】

[写真:Getty Images]

ミランは2日、セリエA第14節でフロジノーネをホームに迎え、3-1で勝利した。

前節フィオレンティーナ戦をウノゼロ勝利として5試合ぶりの白星とした3位ミラン(勝ち点26)は、4日前に行われたチャンピオンズリーグではドルトムント相手にジルーのPK失敗が響いて1-3で敗戦。決勝トーナメント進出が他力となった中、新たにチャウが負傷したセンターバックにはテオ・エルナンデスが入った。

10位フロジノーネ(勝ち点18)に対し、出場停止のジルーに代わってヨビッチを引き続き起用したミランは、慎重な入りとした中、23分にCKの流れからチュクウェゼのミドルシュートでゴールに迫ると、35分にはオフサイドとなったもののムサがディフェンスライン裏を取ってポスト直撃のシュートを放った。

42分にはトモリのボールロストから大ピンチを迎えたが、守護神メニャンがクニとの一対一を止めると、1分後に先制する。敵陣でのボール奪取の流れkらチュクウェゼのクロスのルーズボールをボックス中央のヨビッチが左足ボレーで叩き込んだ。

ヨビッチの移籍後初ゴールで先制して迎えた後半、開始5分に追加点。メニャンのロングフィードを受けたプリシックがディフェンスライン裏を取ってそのままシュートを決めきった。

前がかるフロジノーネをいなすミランは74分に決定的な3点目。CKの流れからテオ・エルナンデスのクロスをヨビッチがヘッドで落とし、最後はトモリが押し込んだ。

余裕のミランは長期離脱していたベナセルを投入した中、ブレシャニーニにゴールを許すも3-1で勝利。CLドルトムント戦の敗戦でピオリ監督の去就が騒がしくなっていた中でのリーグ戦連勝とした。

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