11月26日の「いい風呂の日」にちなみ、「細かすぎる温泉の実態調査第2弾」結果を公開!

何色の温泉がお好みですか?## 11月26日は「いい風呂の日」

9月9日の「温泉の日」にちなみ、ゆこゆこでは「細かすぎる温泉の実態調査」を実施しました。温泉宿泊予約サービスを手掛ける当社が、温泉のプロとして、温度や宿を選ぶポイント、泉質・お湯の色の好み、アメニティの嗜好(しこう)などさまざまな角度から1400名の方に調査しました。(URL:)

そして、11月26日は「いい風呂の日」。前回ご紹介しきれなかった結果を第2弾として発表しましたので、一部をご紹介させていただきます。温泉が恋しくなってきた今日このごろ。ぜひ、お好きな温泉を思い浮かべて見てみてくださいね。

<細かすぎる温泉の実態調査第2弾 調査結果サマリー>

①約6割が泉質選びで「健康効果」と「美容効果」を重視している傾向

②好きな温泉の色は「乳白色」。温泉好きは色の好みまであることが明らかに

③約7割がお湯の肌触りは「サラサラ」「とろとろ」を好む結果に

④浴用タオルの持ち歩き方は半数近くが「体を隠す」。その他に「髪・頭にかぶせる」「持ち込まない」という回答も

①温泉は健康効果や美容効果の高い泉質を選択、乳白色の温泉を好む傾向に

「温泉の泉質選びで最も気にするポイントを教えてください」という質問に対して、「健康効果の高いお湯がある」と43.3%が回答。「美容効果の高いお湯がある」と19.7%が回答しました。全体の63%が、泉質にこだわりを持って温泉を選んでいることが明らかになりました。

また、「どのような色の温泉が好みですか」という質問に対して、「乳白色」と40.9%が回答し、半数近くが「乳白色」の温泉を好んでいる傾向が見て取れました。乳白色の温泉には、主に硫黄泉が挙げられます。硫化水素ガスのにおいと湯の花が特徴で、肌を滑らかにしてくれる「美人の湯」と呼ばれるものも多く存在します。登別温泉(北海道)、蔵王温泉(山形県)、万座温泉(群馬県)などが有名です。金属を腐食してしまうので、入浴の際はアクセサリーにご注意を。

②温泉の肌触りは「サラサラ」「とろとろ」が上位に。中には、「シュワシュワ」「ピリピリ」が好きというユニークな声も

「どのような肌触りの温泉が最も好きですか。」と聞いたところ、「サラサラ」が35.6%で、「とろとろ」が33.4%と「サラサラ」「とろとろ」が上位となりました。中には、「シュワシュワ」や「ピリピリ」など、肌への刺激を感じることができる肌触りの温泉を好む声が上がりました。

ちなみに、私は「とろとろ」派です。忘れられないのが山口県の油谷湾温泉のお湯。葛湯のようにとろとろで、今までとろとろだと思って入っていた温泉は何だったのかと思ったほどでした。とろとろ派の皆さんにおすすめしたい温泉です。

とろとろとした感触はアルカリ性の温泉で感じられることが多い一方で、酸性の温泉では入浴直後に肌の角質層が軟化することで、つるつるとした感触を感じられることがあります。また、単純温泉は優しい温泉と言われますが、その他の泉質は同じ泉質でも場所などによって刺激の強さも変わります。ぜひ、色々と入り比べてお好みの肌触りの泉質を見つけてみてくださいね。

③浴用タオルの持ち歩き方は半数近くが「体を隠す」。その他に「髪・頭にかぶせる」「持ち込まない」という回答も

浴用タオルの持ち歩き方について「浴槽内で浴用タオルをどのように持ち歩きますか。」と聞いたところ、「体を隠す」が49.1%。「髪・頭にかぶせる」が19.3%。「浴場に持ち込まない」が12.2%という結果になりました。その他にも、「肩にかける」「体に巻く」などがあげられました。「体を隠す」以外にも、さまざまな方法で浴用タオルを持ち歩いていることが分かりました。

のぼせやすい場合は、冷たい水で濡らしたタオルを頭の上に乗せて冷やすことがおすすめです。タオルをかぶせる効果として、「のぼせ」の予防になります。温泉は体を温める効果が強く、温められた血液が頭にも循環して頭の温度も上がり「のぼせやすい」状態となってしまいます。

また、湯船から上がるときに「立ちくらみ」を起こす方もいらっしゃるのではないでしょうか。これは下半身が静水圧から解放され、頭から足へと急激に血液が流れて血圧が下がってしまうからだそう。そんなときにも冷たいタオルが役に立ちます。立ち上がる前に冷たいタオルで顔を拭くなどしてゆっくり立ち上がりましょう。あらかじめ冷たいタオルで顔を拭き、交感神経を適度に刺激し血圧を維持することで、「立ちくらみ」が起こりにくくなります。

私は、今まで浴用タオルは髪の毛に巻き付けていたので、今後は少し濡らして巻くようにしようと思います。

温泉のマナーを守りながら、ぜひお好みの温泉を満喫してみてくださいね。

【調査概要】

調査名:細かすぎる温泉の実態調査(2023年)

調査対象:温泉が好きと回答した10代※~70代の男女1,400名 ※13歳以上

調査方法:インターネット調査

調査主体:株式会社ゆこゆこ

調査期間:2023年8月19日(土)~8月22日(火)

寄稿者 高野亜理沙(たかの・ありさ)ゆこゆこホールディングス㈱広報/温泉ソムリエ

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