飲酒の機会増える年末 沖縄県警が一斉取り締まり 酒気帯び運転容疑で13人摘発

検問を実施する豊見城署の署員ら=1日、那覇市奥武山

 県警は1日午後11時半から2日午前3時にかけて、260人態勢で県内の主要幹線道路など22カ所で一斉取り締まりを実施し、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで13人を摘発した。

 飲酒運転の摘発件数は11月末時点(速報値)で1015件。昨年同時期比で185件増加している。人身事故は10月末時点で2283件。うち飲酒絡みは59件で、4人が死亡した。

 年末は忘年会やクリスマスで飲酒の機会が増えることから、県警は12月を飲酒運転取り締まり強化月間と定めている。県警交通指導課の保里武志次席は「節度ある飲酒を心がけ、飲酒運転はしないと誓ってハンドルを握って」と呼びかけた。

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