唐津市や佐賀県の魅力を首都圏で発信する「唐津ファンの集い」が11月26日、東京都新宿区のホテルであった。約50人が参加し、唐津産のタイやアワビなどを使ったフルコースに舌鼓を打った。
唐津市厳木町出身で「銀座季楽」元総料理長の吉野好宏さん(77)が唐津市のファンを増やそうと長年続けており、33年目を迎えた。唐津産のアワビやハーブと一緒に焼き上げたパイや、鮮魚のアクアパッツァなどが参加者を楽しませた。
唐津市相知町出身で新潟大大学院准教授の吉松康裕さんもあいさつし、リンパ浮腫の進行を抑える治療法の研究プロジェクトに対し、クラウドファンディングで約800万円が集まったことなどに対しお礼を述べた。
吉野さんは「唐津・佐賀の窓口として、いろんな人たちをつなげていきたい」と話した。(大橋諒)