健康の悩みについて専門家がアドバイスする「健康ほっとセミナー」（佐賀新聞社主催、メガネのヨネザワ共催）が2日、佐賀市下田町のメガネのヨネザワ佐賀本店で開かれた。免疫力を高める食事について、佐賀県栄養士会栄養ケア・ステーション登録管理栄養士の髙山美穂さん（48）が解説し、約50人が耳を傾けた。
髙山さんは免疫力を高めるためのバランスの良い食事を「主食、主菜、副菜二つ」と紹介。これに加えて果物と牛乳・乳製品を1日のどこかで取ることを推奨し、副菜の一つを汁物にする場合は野菜をたっぷり使うことを勧めた。
「朝食を抜かない」「酒を飲むときは同量の水を」など食べ方も工夫するよう求め、「免疫細胞の約6割が腸に集合しているので、腸に負担をかけない食事を心がけて」と助言した。
適度な運動習慣や十分な睡眠などの大切さも指摘し、「いつまでも元気に過ごすには体の中から健康にする必要がある。バランスの良い食事で病気に負けない体をつくって。規則正しい生活を続けることが大切」と結んだ。（古賀真理子）
