【MLB】 大谷争奪戦のドジャース最有力は変わらず 山本が今週中に契約? MLB公式敏腕記者がウインターミーティングを予想

写真:大谷翔平©Getty Images

ついに明日・日本時間4日からMLBのウインターミーティングが開始される。各球団のフロント、選手の代理人など球界の関係者が一堂に会するオフのビッグイベントでは、例年多くの選手の去就が決まるか、ないしは進展が見られる。

今年の注目はなんといっても大谷翔平。特に大谷はウインターミーティングで移籍先を決めると見る記者も多いため、例年以上の注目度をもって迎えられている。

ウインターミーティングを前に『MLB.com』のマーク・フェインサンドとジョン・モロシという2名の敏腕記者が、ウインターミーティングに関する6つの質問に答えている。

大谷翔平に関する質問では、2人の「ドジャースが最有力」という考えは揺らいでいないようだ。先週の段階では、両名とも大谷争奪戦の最有力はドジャース、去就は12月までに決まる(フェインサンドは特にウインターミーティング終了までと予想)と予想していたが、その見解に変わりはなかった。

フェインサンドは依然としてドジャースが最有力だとしている。近日になって"大穴"としてブルージェイズが脚光を浴びているものの、大谷が東海岸への移籍に前向きかは分からず、まだ様子を見る必要があるとのこと。フェインサンドは、大谷争奪戦は「ドジャースかジャイアンツか」という西の名門同士の一騎打ちになると考えているようだ。

モロシも、ドジャースが最有力だとしている。ブルージェイズをめぐる話題が増えて入るが、ブルージェイズがドジャースを可能性の上で追い抜いたとはモロシは考えていないようだ。

また、「ウインターミーティング終了までに契約する可能性が最も高い選手は?」という質問では山本由伸の名前も挙がった。

山本の名を挙げたモロシは、山本の契約を「フランチャイズを決定づける契約」と形容。昨年のウインターミーティングで9年3億6000万ドルの契約を結んだアーロン・ジャッジ(ヤンキース)を引き合いに出し、ウインターミーティング中の決着を予想している。

そして、トレードがしきりに噂されているパドレスのフアン・ソトについては、両名ともヤンキースへの移籍を予想。

フェインサンドは、ヤンキースがパドレスの求める若手投手を揃えている点、そしてソトと契約延長する余裕がある点を予想の裏付けとした。ただ、フェインサンドがミーティング中のトレードを予想したのに対し、モロシは開幕までのトレードを予想した。

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