広島市の松井市長 パールハーバー国立記念公園を訪問

広島市の平和公園と、ハワイのパールハーバー国立記念公園の姉妹公園協定の締結を受け、広島市の松井市長がハワイの真珠湾を訪問しました。

広島市の松井市長は現地時間の12月1日、アメリカ・ハワイ州のパールハーバー国立記念公園を訪れ、真珠湾攻撃の犠牲者を追悼する「アリゾナ記念館」などを視察しました。広島市の平和公園とパールハーバー国立公園は6月に姉妹公園協定を締結しています。これを受けて公園の管理監督者などと今後の交流について話し会いました。広島市は、青少年の交流プログラム作成や被爆の実相を伝える企画展の実施に加え、広島の「被爆樹木」と「真珠湾攻撃の時に付近に生えていた樹木」の交換を提案しました。パールハーバー側からは「2、3年かけての実現に向けて詳細を詰めていこう」という回答があったということです。

さらに松井市長はホノルルのブランジャルディ市長と面会。互いに若者の交流に力を入れ、広島とホノルルの関係をよりよいものにしていくことを確認しました。ブランジャルディ市長は「コロナ禍後の初めての海外出張で広島を訪れたい」と述べたということです。

(2023年12月3日放送)

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