京都サンガ、横浜Fマリノスに逆転勝ち 連勝で13位浮上しシーズン有終

サンガ―横浜M 後半、サンガの原が相手DFをかわしてゴールを決め、2-1と勝ち越す(サンガスタジアム京セラ)

 J1京都サンガFCは3日、サンガスタジアム京セラで最終節の横浜M戦に臨み、3-1で逆転勝ちを収めた。連勝を飾って勝ち点を37から40に伸ばし、13位で今季を締めくくった。

 サンガは前半から連動したプレスや、相手守備の背後を狙う攻撃で強敵を押し続けた。同19分、ゴール前に抜け出した原が倒され、相手DFが一発退場。直後の同24分、速攻から先制を許したが、同ロスタイム、金子の縦パスに抜け出した豊川が右足を振り抜いて追いついた。豊川はキャリアハイの今季10得点目となった。

 前半の勢いそのままに、後半9分、原がGKの股を抜く技ありゴールを決めると、同13分には原の右クロスから川崎が右足ボレーで追加点を決めた。

 同14分、下部組織出身のルーキー平賀がピッチに入り、J1デビュー。同44分には右足でネットを揺らしたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入で、ゴールは取り消しとなった。今季限りで契約満了となったパトリックも途中出場し、見せ場を作った。

サンガ-横浜M 前半、ヘディングでゴールを狙うサンガの木下

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