本格的な冬の到来を控え、滋賀国道事務所はこのほど、滋賀県高島市今津町今津の国道161号沿いにある「今津スノーステーション」で除雪作業出動式を行った。
関係者約50人が出席。谷成二所長が「雪害対策は人々の暮らしを支える重要な任務。一丸となって取り組んでもらいたい」と訓示した。滋賀県警高島署の民徳隆署長のあいさつに続き、気象工学研究所(大阪市)の気象予報士の対馬雄一さんが「暖冬と言われているが、1、2週間のスパンで低気圧が通過した後に寒気が流れてくることが予想される」と説明した。
この後、作業員らが除雪車両の運行前点検や走行テストを念入りに行った。大雪時に車両が立ち往生した場面を想定し、除雪車によるけん引訓練も実践した。
同事務所は11月20日から2024年3月25日までを雪害対策期間に設定している。