琉球退団のDF牟田雄祐がカンボジア1部のボンケットFCへ完全移籍、湘南などでプレーした吉濱遼平も所属

1年で琉球を退団しカンボジアに挑戦する牟田雄祐[写真:©︎J.LEAGUE]

FC琉球は3日、DF牟田雄祐(33)がカンボジア・プレミアリーグ(カンボジア1部)のボンケットFCへ完全移籍することを発表した。

牟田は福岡県出身で、福岡大学から2013年に名古屋グランパスに加入。プロ生活をスタートさせた。

Jリーグの8クラブが争奪戦を繰り広げるなど期待を寄せられた中、開幕戦でいきなりデビュー。しかし多くの出番がないまま1年目を終えるも、2年目、3年目はJ1で24試合に出場しゴールも記録した。

2016年には京都サンガF.C.へ完全移籍。2017年はFC今治へと期限付き移籍も経験。2020年からはいわてグルージャ盛岡でプレーし、今シーズンから琉球でプレーし、明治安田生命J3リーグで22試合に出場。センターバックとして守備を支える役割を担ったが、チームは目標としていたJ2リーグ復帰を逃し、契約満了での退団が発表されていた。

牟田はクラブを通じてコメントしている。

「この度カンボジアのボンケットFCに移籍します。まだチーム行事があるにも関わらず、温かく送り出してくださり、ありがとうございます。そしてスポンサーやファン、サポーター、関係者の皆様にもこの場をお借りして、感謝申し上げます」

「カンボジアという地で選手としても人間としても成長してきます。これからもご声援よろしくお願いします!」

なお、9日に予定されているFC琉球ファンフェスタ2023は不参加となるとのことだ。ボンケットFCは、今シーズンのカンボジア・プレミアリーグで現在5位に位置。アルビレックス新潟下部組織育ちのMF
高橋真広(22)、湘南ベルマーレや福島ユナイテッドFC、ザスパクサツ群馬、FC町田ゼルビア、レノファ山口FC、FC岐阜でプレーしたMF吉濱遼平(31)が所属している。

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