南シナ海に中国船135隻 比「不法」と警告

 【マニラ共同】フィリピン沿岸警備隊は3日、南シナ海・南沙(英語名スプラトリー)諸島のウィットサン礁付近に中国の海上民兵の船団135隻以上が「不法」に集まっていると発表した。沿岸警備隊の巡視船2隻が海域に派遣され、無線警告を行ったが、反応はなかったという。

 同礁はフィリピンのパラワン島から175カイリの沖合に位置し、同国はフリアン・フェリペ礁と呼んで排他的経済水域(EEZ)内としている。中国名は牛軛礁。

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