サッカー青森山田高、プレミア東地区4度目V FC東京ユース下す

【FC東京ユース-青森山田】前半42分、左からのクロスを青森山田のDF小林(2)が頭で合わせ2-0とする=東京都小平市の東京ガス武蔵野苑多目的グラウンド
前半15分、ロングスローのこぼれ球を拾った青森山田のMF福島(右端)がゴールを決め先制する
2大会ぶり4度目の東地区優勝を決め、喜びを爆発させる青森山田の選手たち

 サッカーの高校世代日本一を争う高円宮杯U-18プレミアリーグは3日、各地で最終節を行った。東地区首位の青森山田は敵地で9位FC東京ユースと対戦。2-0で勝利し、2大会ぶり4度目の優勝を飾った。青森山田は10日、埼玉スタジアム(さいたま市)で開かれるプレミアリーグファイナルで西地区王者のサンフレッチェ広島ユースと日本一を懸けて戦う。

 青森山田は前半15分、DF小沼が投じたロングスローのこぼれ球を拾ったMF福島が右足でシュートを決めて先制。同42分には左コーナーキックをショートパスでつなぎ、MF芝田のクロスをニアサイドに飛び込んだDF小林が頭で合わせ、2点差とした。

 足元の技術が高いFC東京ユースに攻め込まれる時間帯もあったが、粘り強い守備で対応。前半、自陣ゴール前で打たれたシュートはGK鈴木が右手一本ではじき出す好セーブ。その後は山本、小泉の両DFらを中心に球際やフィジカルで相手を上回り、無失点で試合を終えた。

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