ワッツ雪辱 福島を83-76/プロバスケB2

【青森ワッツ-福島ファイヤーボンズ】第1クオーター、青森ワッツの東海林(左)が3点シュートを決め、9-0に=県武道館
【青森ワッツ-福島ファイヤーボンズ】第2クオーター、青森ワッツの池田(12)がシュートを決め、29-25に=県武道館

 プロバスケットボールBリーグ2部(B2)東地区3位の青森ワッツは第10節第2日の3日、弘前市の県武道館で同地区5位の福島ファイヤーボンズと対戦。終盤の接戦を制したワッツが83-76で勝利し、連敗を2で止めた。今季通算成績は11勝8敗で、同地区の順位は3位のまま。

 前日の試合で3点シュートの成功率が低かったワッツ。しかし、この日は序盤からPG常田、SF・PFハミルトン、SF東海林(とうかいりん)が連続でボールを沈めて勢いに乗った。その後は逆転を許すも、第2クオーター(Q)終了のブザーと同時に、PG池田が3点シュートを決める「ブザービーター」で会場を沸かせ、41-37で折り返した。

 後半も一進一退の攻防が続いたが、最終第4Q残り3分を切り、PFアウダの2連続シュートで再びリードすると、東海林が果敢な守備で相手にボールを渡さず、流れを自分たちのものに。相手のファウルから得たフリースローを味方が決め、勝利を確実にした。

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