サンタがバイクでやって来た ルンビニ園訪れ児童にプレゼント 愛好者が扮して砺波から富山まで走行

サンタツーリングに出発する参加者=砺波市の道の駅砺波

 県内のバイク愛好者約20人が3日、サンタクロースやトナカイなどに扮(ふん)してバイクで走行し、富山市中布目の児童養護施設ルンビニ園に立ち寄ってお菓子や文房具、クリスマスケーキなどをプレゼントした。

 バイク愛好家でつくる富山県サンタツーリング実行委員会が企画し、交流サイト(SNS)で呼び掛け、県内を中心に石川県からも愛好者が加わった。

 参加者はサンタやトナカイ、ツリーなどの姿でクリスマス装飾のバイクに乗って砺波市の道の駅砺波を出発。国道359号を走行してハーレダビットソン富山店で別のグループと合流し、ルンビニ園を目指した。同園ではダンスやじゃんけん大会で児童と交流し、持ち寄ったプレゼントを贈った。小矢部市のマスコットキャラクター・メルギューくんとメルモモちゃんも参加した。

 実行委の早川尚佳代表は「バイクに乗ったサンタがやってきて子どもにプレゼントすることで夢を与えたい」と話した。

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