[第37回NAHAマラソン]
島ぞうりを履いて42.195キロを走り切った屋嘉比柴昭(さいしょう)さん(70)=那覇市。マラソン歴は約30年。1冊の本「BORN TO RUN 走るために生まれた」(NHK出版)との出合いをきっかけに7年前から靴を履かずに島ぞうりで走り、100キロマラソンにも島ぞうりで挑戦してきた。「軽いし薄底で、地面の上をそのまま走っている感覚。とてもいいよ」と笑顔で語った。
首里城正殿が復元された1992年に発足した「首里城走ろう会」に所属。仲間との練習のほか、朝起きたらランニングに出かけ、ほぼ毎日走っているという。
「走るのは生活の一部。きょうもマイペースで走れた。とりあえず75歳まで続けたい」と意気込んだ。(社会部・當銘悠)