車いすバスケ 長崎サンライズ3位 朝日九州選手権

【3位決定戦、長崎サンライズ―九州ドルフィン】第1クオーター9分、長崎サンライズ主将のガード小川(中央)がレイアップを決めて21点目=長崎市、県立総合体育館

 車いすバスケットボールの第43回朝日九州選手権は2、3日、長崎市の長崎県立総合体育館に12チームが出場して行われ、長崎県勢は昨年王者の長崎サンライズが3位と健闘した。佐世保WBCは初戦で敗れた。
 準々決勝から登場した長崎サンライズは初戦でコウセイWBC(大分)を50-42で退けて4強入り。準決勝で薩摩ぼっけもん(鹿児島)に35-43で惜敗したが、女子単独チームの九州ドルフィンとの3位決定戦は、序盤のリードを生かして45-42で競り勝った。
 この大会は従来、日本選手権(天皇杯)の予選を兼ねていたが、昨年から単独開催に移行。多くのチームが参加できるように出場要件を緩和した。これを受けて、今年は韓国の大邱シティーWBTが初参戦。決勝で薩摩ぼっけもんに86-25で快勝して優勝した。

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