東証、午前終値3万3216円 円高進行で業績下振れ懸念

東京証券取引所

 週明け4日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。下げ幅は一時400円を超え、節目の3万3000円に接近した。外国為替市場で円高ドル安が進行し、輸出関連を中心に企業業績を下振れさせるとの懸念から売り注文が膨らんだ。

 午前終値は前週末終値比215円46銭安の3万3216円05銭。TOPIXは18.60ポイント安の2363.92。

 円相場は一時1ドル=146円台前半を付けた。東京市場では取引開始直後から、自動車など輸出関連株を中心に幅広い銘柄が売られた。売り一巡後は、割安感の出た銘柄に買い戻しが入り、下げ幅を縮めた。

© 一般社団法人共同通信社