寒い朝となった4日、冷え込みの影響で広島県三原市では幻想的な海霧が出現しました。
三原市の筆影山山頂付近にある展望広場からの景色です。海面から湯気のように立ち上った霧が、向かい側にある小佐木島を覆っていき船の視界を遮ります。
この時期、気象条件が合えば現れる「海霧」です。「海霧」は秋から冬にかけての早朝に冷たい空気が暖かい海面に流れることで発生する現象です。
朝日が昇るころ、海霧の勢いが幾分、増したようです。光の当たり具合で海霧は表情を変えていきます。
毎日筆影山に昇る人
「船が通る時に隠れて何とも言えない幽玄的な姿がいい」
冬の風物詩海霧は気象条件が合えば1月初旬まで出現するということです。