国道を横断中の歩行者がはねられ死亡 県内の交通事故死亡者数は前年比7人増加 広島・呉市

2日未明、呉市の国道で道路を歩いて渡っていた50代の男性がトラックにはねられる事故がありました。はねられた男性はその後死亡が確認されました。

事故があったのは、呉市狩留賀町の海沿いを走る国道31号です。

警察によりますと、午前3時過ぎ、南に向かって走行していたトラックが、海の方向に向かって道路を歩いて渡っていた男性をはねました。

この事故で、呉市梅木町の会社員西原正和さん(59)が頭などを強く打って、病院に運ばれましたが、およそ3時間後に死亡が確認されました。
トラックを運転していた72歳の男性にケガはありませんでした。

現場は、見通しのよい片側1車線の国道で、横断歩道から、50十メートルほど離れたところでした。警察は事故のいきさつを調べています。

県内では今年に入って、交通事故で亡くなった人が72人となり、去年の同じ時期より7人増えています。

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