青森の脱輪事故で立ち入り監査 東北運輸局、男性死亡

 青森県八戸市で走行中のトラックのタイヤが外れ、衝突した男性が死亡した事故で、東北運輸局は4日午前、トラックを所有する運送会社「盛運輸」(青森市)の岩手県内の事務所を立ち入り監査した。

 運輸局によると、日常的な車両点検や運転手への指導が適切に行われていたかどうか調べた。

 事故は1日午後3時50分ごろ、八戸市の八戸自動車道下り線で発生。盛運輸の大型トラックの左後輪が外れ、路上で片付け作業中だった道路作業員の木村泰輔さん(32)に衝突。木村さんは首の骨を折るなどして死亡した。

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