ビリー・アイリッシュ、カミングアウトについてコメント「みんなが知らないとは思わなかった」

ビリー・アイリッシュは、最近のインタビューがカミングアウト・ストーリーとして受け取られることに気づいていなかったが、それでもいいと思っているようだ。

現地時間2023年12月2日、ビリーは映画『バービー』のサウンドトラックに提供した曲「What Was I Made For?」で<フィルム・ソング・オブ・ザ・イヤー賞>を兄フィニアスと受賞した【Variety Hitmakers Brunch】のレッド・カーペットで、米バラエティに「(カミングアウト)するつもりはなかったけど、ある意味明らかだったんじゃないですか?」と語った。「みんなが知らないとは思いませんでした」と続けた。

11月13日に公開された同誌のカバー・ストーリーで、彼女は女性に惹かれると言及した。「彼女たちを愛しています」と述べ、「人として彼女たちを愛しています。人として彼女たちに惹かれています。本当に心が引かれるんです……肉体的にも惹かれます。でも、彼女たちの美しさや存在に恐怖を感じます」と続けていた。

12月2日のイベントのレッド・カーペットで、ビリーは米バラエティのカバー・ストーリーに触れ、カミングアウトへの考えについて、「本当に(カミングアウトを)信じていないし、私たちはただ存在するだけでいいんじゃない?って感じです。ずっとそうだったけれど、それについて話してきませんでした。(今回は)やってしまいました」と説明した。「でも……記事を読んで、“あ!今日、カミングアウトしたんだ”って思いました」と笑いながら言った。

また、彼女は「みんな知らなかっただろうから、私にはエキサイティングだし、みんなに知ってもらうのはクールです。私は女の子の味方です」と付け加え、「でも、この話をするのは緊張します」と述べた。さらに、レッド・カーペットのインタビューで、「まだ、彼女たちが怖いです」と言いつつも、「でも、綺麗だと思います」と続けた。

彼女はこれまで男性との交際についてしか公言したことがなく、最近では今年5月に破局するまでザ・ネイバーフッドのジェシー・ラザフォードと交際していた。

なお、ビリーは、現地時間12月16日にケイト・マッキノンがホストを務める米TV番組『サタデー・ナイト・ライブ』に音楽ゲストとして出演することが決定している。

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