J1昇格の磐田、下部組織育ちのFW三木直土、FW清田奈央弥が契約満了…今季は共にJ3福島へ育成型期限付き移籍

退団する磐田U-18出身の三木直土(左)、清田奈央弥(右)[写真:©︎J.LEAGUE]

ジュビロ磐田は4日、FW三木直土(22)、FW清田奈央弥(22)との契約満了を発表した。

三木は磐田の下部組織育ち。2020年にU-18から昇格。2022年には藤枝MYFC、今シーズンは福島ユナイテッドFCへ育成型期限付き移籍していた。

福島では明治安田生命J3リーグで9試合に出場。磐田ではJ2で16試合2得点を記録していた。

清田は横浜F・マリノスジュニアユースから磐田のU-18に加入。三木と同じ2020年にトップチームに昇格すると、J2で3試合に出場。2022年途中から福島に育成型期限付き移籍していた。

今シーズンはJ3で5試合に出場。磐田ではJ2で3試合、YBCルヴァンカップで5試合、天皇杯で6試合1得点を記録。福島では1年半でJ3通算14試合に出場していた。

両選手はクラブを通じてコメントしている。

◆FW三木直土
【ジュビロ磐田】
「まずは、ジュビロ磐田に関わる皆様、J1昇格おめでとうございます。そしてU-18、レンタルを合わせて7年間お世話になりました」

「右も左も分からなかった自分を、高校入学からトップチームまで育ててくださった世登さんをはじめアカデミースタッフの方々、そしてトップチームスタッフの方々、それからどこに行っても応援してくださるサポーターの皆様には本当に感謝しています。僕は今年で契約満了となりましたが、下を向かず頑張っていきたいと思います。長い間本当にありがとうございました」

【福島ユナイテッドFC】
「福島ユナイテッドFCのファン、サポーターのみなさま、1年間応援ありがとうございました。これからも自分を信じて突き進んでいきます」

◆FW清田奈央弥
【ジュビロ磐田】
「まずは、高校から今までジュビロ磐田には大変お世話になりました。憧れていたジュビロ磐田でプロキャリアを始められたことが本当に嬉しく、毎日努力を積み重ねてきましたが、なかなか試合に出ることができず、悔しい日々の方が多かったです。ですが、その日々は決して無駄ではなかったと思っています」

「また、素晴らしい街で、熱く素晴らしいサポーターに応援され、素晴らしい選手たちとサッカーができて本当に幸せでした。小さな幸せにも感謝できるようなサッカー人生を送りたいと思っているので、これからも応援していただけると嬉しいです。本当にありがとうございました」

「最後に、2023シーズンJ1昇格おめでとうございます。1サポーターとしてずっと応援し続けます」

【福島ユナイテッドFC】
「去年の夏、私を迎えてくださった福島ユナイテッドFCには感謝しています。試合で活躍している姿をファン、サポーターのみなさまになかなかお見せできなかったことが、サッカー選手として一番悔しいです」

「この気持ちを忘れずに、また一からがんばっていきます。1年半という短い間でしたが、本当にありがとうございました」

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