「バイクが故障で不足 1台でも多く使いたかった」廃車バイクに別のナンバーを付け替え郵便配達か 元函南郵便局長を書類送検=静岡県警

廃車された原付バイクに故障した別のバイクのナンバーを付け替え、自賠責保険に未加入のまま、部下に運転させた疑いで、静岡県函南町の函南郵便局の元局長が静岡地検沼津支部に書類送検されました。

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自動車損害賠償保障法違反(無保険車運行)の疑いで書類送検されたのは、函南郵便局の元局長(55)です。

元局長は2022年4月、函南郵便局で廃車された原付バイクに故障で使えなくなった別のバイクのナンバープレートを部下に取り付けさせ、2022年5月から複数回、自賠責保険に未加入のまま、運転させた疑いがもたれています。

情報提供を受けた日本郵便東海支社が2023年5月下旬に三島警察署に相談していました。

元局長は社内調査に対し、「バイクが故障していて不足していた。1台でも多く配達に使いたかった」などと説明しているということです。

日本郵便東海支社は「今後の捜査を待って厳正に対処したい」とコメントしています。

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