日本企業と生成AIで連携 米半導体大手エヌビディア

ジェンスン・フアン氏=2019年、米ラスベガス(共同)

 米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は4日、岸田文雄首相と官邸で面会後に記者団の取材に応じ、ソフトバンクなどの日本企業と連携して生成人工知能(AI)の研究開発を加速させると明らかにした。岸田首相からは生成AIを支える画像処理半導体(GPU)をできるだけ多く日本に供給してほしいと要請されたという。

 フアン氏によると、クラウド事業大手のさくらインターネットやNTTなどを含めた日本企業と協力するという。

 フアン氏は「生成AIと、日本が持つ製造業の専門知識や経験を組み合わせることで、ロボティクスで強みを生かせると思う」と述べた。

岸田首相と面会後に記者団の取材に応じるエヌビディアのジェンスン・フアンCEO=4日午後、首相官邸

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