広島カープ 野間峻祥 大幅UPでサイン 108試合で106安打37得点

広島カープの契約更改、4日は今シーズン、粘りの打撃と勝負強さでチームに貢献した 野間峻祥 選手が交渉に臨みました。

報道陣に印鑑を見せながら交渉の席に向かったのは、野間。今シーズン、主に2番として起用され、途中、けがのため離脱した時期はあったものの、2019年以来、4年ぶりに100試合以上に出場。5000万円から1800万円アップの推定6800万円で契約を更改しました。

広島カープ 野間峻祥 選手
― サインは?
「はい。しました。上げてもらったのでよかったです」

― 球団の評価は?
「『粘り強く、2番としてがんばってくれた』というか、そういうふうに言ってもらいましたけど、やっぱり『けががもったいなかった』という話です」

打線のつなぎ役だけでなく、チャンスメイクや得点源としても機能し、安打数も2018年以来、5年ぶりに100安打以上をマーク。レギュラーシーズン2位とチームのクライマックスシリーズ進出に貢献しました。

出塁率.351(自己最高) 得点圏打率.348(自己最高) 安打108

野間峻祥 選手
― 今季について
「春先、しんどいところから、なんとか打率だけ見れば、見られる打率まで戻せたのかなとは思うんですけど、やっぱりチームとして優勝できなかったというところはくやしいシーズンというか、そういう気持ちです」

― 今季、意識した数字は?
「うーん、数字はあまりなくて、とにかくチームが勝つために自分にできることをしっかりやろうと思って1試合1試合やっています」

― 2番という打順について
「難しかったなというか、いろんな小技だったりというところもそうですし、状況判断だったりとか、スコアボード(試合展開)を見ながら、しっかり打席に入って、やっていかないといけない打順だと思いますし、それを何年もやっていた 菊池(涼介)さんのすごさをあらためて感じました」

節目の10年目を迎える来シーズン、さらなる上を目指すチームのまとめ役としても期待がかかります。

野間峻祥 選手
― 西川龍馬 が抜けた穴について
「龍馬の枠というか、1つ空く中でぼくも競争だと思っていますし、若い選手を 秋山(翔吾)さんと一緒に引っ張ってやっていければなと思っています」

― 来季について
「新井監督を胴上げして、みんなでハワイに行きたいですね。はい」

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