「香港の宇宙飛行士」が今月誕生予定

中国有人宇宙工学代表団は12月1日、4日間の香港訪問を終え、香港を離れる前に代表団長の林西強氏は特区政府とすべての香港市民に感謝の意を表明した。12月2日付香港各紙によると、林氏はまた香港同胞の懸念に応えるため、第4期宇宙飛行士の人選を計画通り進め、年末までに結果が得られるよう努力すると述べた。特区政府創新科技及工業局の孫東・局長は、香港の宇宙飛行士候補者が最終選考段階に入ったことをうれしく思うと述べ、「すべての香港市民は、香港の宇宙飛行士候補者が宇宙の夢を実現し、国に貢献する機会を得ることを望んでいる」と述べた。 結果がいつ出る予定かとの質問に対し、孫局長は良いニュースがすぐに発表されることを期待していると述べた。

代表団が香港を離れる前、李家超・行政長官は礼賓府で代表団とのお別れの式典を開き、香港での代表団の活動を収めた写真アルバムを林氏に記念品として贈呈した。離任式で李長官は「今回の香港訪問に招待された代表団に心から感謝の意を表し、香港市民は航空宇宙の夢の実現に向けた国の決意を直接体験することができ、国の並外れた成果を誇りに思っている」と述べた。また訪問団は航空宇宙技術の分野での発展を目指し、香港社会に国家の誇りを高め、科学と技術を探究し、夢の追求を奨励するという3つの種をまいたと指摘。香港の力を国家航空宇宙科学技術プロジェクトに注ぎ込み、国家の宇宙科学技術プロジェクトに貢献し、「香港生まれの宇宙飛行士」の夢が実現することを香港市民とともに熱望していると述べた。

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