全国の “おいしいごはん” 集結 「全日本お米グランプリ」 ナンバー1はどこの米? 広島・北広島町で開催

広島県北広島町で、3日、おいしいコメ、日本一を競うコンテストの最終審査がありました。

「全日本お米グランプり」は、稲作文化の息づく北広島町に全国の農家の交流の場を作ろうと町とJAなどが去年から開いています。

最終審査に進んだコメは30点…。応募総数277点の中から予選を勝ち抜いた10の県のコメです。

11人の審査員が自分の舌で味わい、3回の審査でグランプリを決めます。

北広島町 箕野博司 町長
「第1回大会終了後、町内のコメ生産者の生産意欲の向上を実感しているところでございます」

実は今回、町内から11点のコメが最終審査に進みました。今吉田地区のコシヒカリは去年のコンテストで準グランプリを受賞していて、ことしは3点が最終審査に進みました。

今吉田地区の生産者
「去年ね、準グランプリに隅田さんなられて、まあ刺激もあって」「それだけいろいろ工夫はしましたけどね」「うまいコメいうたら、今からの若い者がの、今吉田でコメ作りをやってくれれば、継承できるんじゃけど」

この秋、ブランドデビューした大朝地区のコメも残りました。

大朝地区の生産者
「みなさん、優勝グランプリを目指していらっしゃいますんで、そのー景色を見れるんだったら見てみたいなと」

記者
「去年のグランプリ米・茨城県大子町産のコシヒカリの試食コーナーが設けられています」

茨城県のグループもこのコンテストを目標に最終審査に6点が進みました。

去年のグランプリ 藤田久人 さん
「グランプリになったということで、みんな意欲を燃やして」

審査の結果、グランプリに輝いたのは鳥取県のコメでした。

グランプリ 長尾達也 さん
「今後ともがんばってがんばって、このまま農業を続けたいと思う次第です」

北広島町からは、ベスト10に3点が入りました。今吉田地区の農家は「来年はもっといいコメを作りたい」と、意欲満々でした。

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