広島ドラゴンフライズ 寺嶋良が躍動 河田チリジが9得点 強敵アルバルク東京と対戦

広島ドラゴンフライズは、3週間の中断期間(バイウィーク)明けの初戦。今シーズン、まだ1敗しかしていない東地区1位を走る強敵・アルバルク東京とアウェイで対戦しました。

ゲーム1 2日(土)

リーグ最強チームのアルバルク東京は、元日本代表のライアン・ロシターなどが序盤から好調で、ドラゴンフライズはあっという間に大差を付けられると、そのまま逃げ切られ、初戦は完敗しました。

A東京 88 - 75 広島

ゲーム2 3日(日)

広島が前日の敗戦を生かし、序盤から激しいディフェンスで接戦を演じます。中断期間で調子を上げてきた 寺嶋良 が次々と鋭いレイアップを決めてリードを奪います。

一進一退の攻防が続く中、第3クォーターに入っても強度の高いディフェンスでボールを奪うと、切り替えの早い攻撃で寺嶋のシュートで逆転に成功します。

ドゥエイン・エバンスも素早く前線に向かい、ファールをもらいながらシュートを決めきります。さらに、ニック・メイヨがタフな3ポイントショットを決めて、2けたの11点差を付けます。

勝負の第4クォーター。粘る東京に4点差に迫られるも、広島はエナジーあふれるプレイを継続し、ここでも寺嶋がシュートをきっちり沈めてリードを広げます。

河田チリジが、今季最多タイの9得点目を決めてとどめを刺すと、東地区首位を走るアルバルク東京を今シーズン最少の61点に抑え、2度目の土を付け、快勝。みごとリベンジに成功し、後半への巻き返しに勢いを付けました。

A東京 61 - 76 広島

広島ドラゴンフライズ 寺嶋良 選手
「ディフェンスが本当によかったなと思いますし、きのうの反省をしっかり改善できたので、それが勝利の要因かなと思っています。アジア大会後にそのまま試合が始まってしまって、なかなかコンディションが合わせられなかったんですけど、バイウィークでしっかりとコンディションを戻せましたし、痛みとかもほとんどなくなったので、元に戻ったかなと思っています」

― 今季、1敗しかしていなかった好調・アルバルク東京に敵地で勝った。非常に価値ある勝利となりました。今週は水曜日にホームで西地区最下位の京都ハンナリーズと対戦します。12月はカープの 新井貴浩 監督が来るゲームもありますので、ぜひ会場で声援を送ってください。

※ お詫び 記事公開時、アルバルク東京のライアン・ロシター選手について「今季限りで引退を表明」と誤ってお伝えしました。ご関係のみなさま並びに読者のみなさまに深くお詫び申し上げます。

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