東京パラ銅の瀬戸が優勝 視覚障害柔道の国際大会

男子73キロ級(弱視)で優勝し、表彰式で記念撮影に応じる瀬戸勇次郎(左から2人目)=4日、東京体育館

 視覚障害者柔道のグランプリ東京大会第1日は4日、東京体育館で行われ、男子73キロ級(弱視)は東京パラリンピック66キロ級銅メダルの瀬戸勇次郎(九星飲料工業)が決勝で、カザフスタン選手に反則勝ちで優勝した。

 女子48キロ級(全盲)の半谷静香(トヨタループス)は決勝でキルギス選手に敗れ、準優勝だった。女子57キロ級(弱視)の広瀬順子(SMBC日興証券)と工藤博子(シミックウェル)、男子73キロ級(全盲)の加藤裕司(伊藤忠丸紅鉄鋼)は3位決定戦を勝った。

 今大会はパリ・パラリンピック出場権に関わるランキングの対象大会となっており、成績によりポイントが付与される。

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