新キャラの名前に、視聴者ざわつく「なんか聞いたことある…」

歌と踊りを愛する大阪出身の少女・スズ子の波乱万丈な人生を描く連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。12月4日に放送された第46回では、スズ子の楽団に加わったマネージャー・五木ひろきの名前が話題となり、X(旧ツイッター)では「五木ひろき」がトレンド入りしている。

スズ子の元に集まった楽団員たち。写真左から、スズ子(趣里)、三谷(国木田かっぱ)、四条(伊藤えん魔)、二村(えなりかずき)、一井(陰山泰)(C)NHK

スズ子(趣里)が所属していた梅丸楽劇団が解散し、自らの楽団「福来スズ子とその楽団」を立ち上げる。トランペットの一井(陰山泰)をはじめとし、腕ききのメンバーが集まり、付き人として小夜(富田望生)も加わる。

しかし、スズ子が得意とするジャズが「敵性音楽」とみなされたこともあり、楽団にはまったく依頼が来ない。逆境に負けず地道なビラ配りに精を出すスズ子だったが、父・梅吉(柳葉敏郎)のもとに衝撃的な知らせが舞い込むのだった。

今回の放送では、スズ子の楽団に一井、二村(えなりかずき)、三谷(国木田かっぱ)、四条(伊藤えん魔)、マネージャーの五木ひろき(村上新悟)が加わった。

メンバーが「一」から「五」と数字にまつわる名前であることにくわえ、マネージャー・五木の名前から歌手の五木ひろしを思い浮かべる人も多く、「めっちゃ某大物演歌歌手とニアミスな名前だな」「どっかで聞いたような名前といい、なんか胡散臭いんだよなぁ」「これほど覚えやすい脇役名があっただろうか」などSNSで話題となっている。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。12月5日放送の第47回では、弟・六郎(黒崎煌代)の戦死を知り、スズ子と梅吉は受け入れられないでいた。

文/つちだ四郎

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