ダブルヒガシが初の「M−1」準決勝へ、ワイルドカード選出

お笑いコンビ・ダブルヒガシが、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2023』(ABCテレビ)の敗者復活枠「ワイルドカード」に選出され、準決勝に進むことが分かった。

ワイルドカード枠に選ばれたダブルヒガシ(左から大東翔生、東良介)

今年は8540組が参加し、12月24日の決勝戦・敗者復活戦まで、残すはあと「準決勝」のみとなった同グランプリ。準決勝進出30組は既に決まっているが、11月末より、準々決勝で敗退した93組の芸人たちの準決勝進出(ワイルドカード)をかけた「視聴者投票」がおこなわれていた。

その結果、今年はすでに『ABCお笑いグランプリ』『ytv漫才新人賞』、賞レース2冠と波に乗るダブルヒガシが選出された。ダブルヒガシは6年連続で準々決勝敗退しており、今回が初の準決勝進出となる。

11月23日に準決勝進出メンバーが発表された際、敗退してしまったものの「ダブルヒガシ」がトレンド入り。「ダブルヒガシ落ちた!? このおもしろさで何で」「めちゃくちゃ笑ったのに」との声が次々と挙がり、注目度の高い2人だ。

ちなみに、ワイルドカードで選ばれた組が次の準決勝で敗退した場合、敗者復活戦の出場資格はなくなるため、ストレートにファイナリスト入りをする以外、優勝への道は閉ざされることになる。2023年勢いに乗るコンビなだけに、史上初のワイルドカード枠からの決勝進出が期待される。

この発表により、準決勝進出31組中12組が、大阪の「よしもと漫才劇場」所属コンビとなった。決勝の模様は12月24日・夜6時半より、決勝進出者9組と敗者復活組1組の計10組にておこなわれる。

【準決勝進出31組】真空ジェシカ(人力舎)、フースーヤ、ヘンダーソン、ママタルト(サンミュージックプロダクション)、ぎょうぶ、オズワルド、豪快キャプテン、バッテリィズ、エバース、令和ロマン、シシガシラ、ダンビラムーチョ、くらげ、ナイチンゲールダンス、ななまがり、モグライダー、きしたかの(マセキ芸能社)、ヤーレンズ(ケイダッシュステージ)、マユリカ、鬼としみちゃむ、さや香、トム・ブラウン(ケイダッシュステージ)、ダイタク、カベポスター、ロングコートダディ、華山、ドーナツ・ピーナツ、20世紀、ニッポンの社長、スタミナパン(SMA)、ダブルヒガシ(所属明記以外はすべて吉本興業)

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