「ドローンを親しみやすく」山あいの子どもが“空のインフラ”体験 運ばれてきた「お菓子」に歓声=静岡・川根本町

ドローン配送の実証実験を行っている静岡県川根本町で12月4日、地元の子どもたちに向けたデモフライトが行われました。

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子どもたちが見守る中、本川根小学校のグラウンドを飛び立ったのは物流専用の大型ドローン。最大で5kgの荷物を運ぶことができます。

川根本町では災害時の孤立地区対策などを目的に、2023年からドローンを使って物資を運ぶ実証実験を進めています。

4日は、本川根小学校と約1km離れた本川根中学校の間を、荷物を乗せて往復するデモフライトが行われました。中学校から戻ってきた機体の中に入っていたのは…。

<児童>
「お菓子です!」

<川根本町デジタル推進課 柴亨さん>
「将来的に子どもたちにもドローンを親しみやすくしていきたい。子どもたちに見て体験してもらって、今後につないでいきたい」

川根本町では今後、ドローンを日常の買い物支援などにも使っていけるよう実証実験を重ねていく予定です。

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