藤原紀香、夫・片岡愛之助と初共演「仲がよろしくない役で」

映画『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』の大ヒット御礼舞台挨拶が12月4日、大阪市内の映画館でおこなわれ、主演のGACKTをはじめ、加藤諒、益若つばさ、アキ100%、モモコ(ハイヒール)、藤原紀香ら豪華キャストが集結した。

主演のGACKT(左)と神戸市長役の藤原紀香(12月4日・大阪市内)

前作は、東京都民からひどい迫害を受ける埼玉県民が、手形制度撤廃を目指して戦いを繰り広げる内容で、埼玉県を徹底的にディスりながらも、埼玉県人の深い郷土愛を日本中に知らしめ、『第43回 日本アカデミー賞』では最優秀監督賞を含む12部門を受賞。全国に「埼玉ブーム」を巻き起こした。

11月23日に公開された続編では、関西を巻き込んだ天下分け目の東西ディスり合戦に。ハイカラな街・神戸を率いる妖艶な神戸市長役を演じた藤原紀香は、「正式には私、西宮生まれでございます。あの人、西宮やのに神戸市長と言うてるわって方、いっぱいいると思うんですけど、神戸の学校に10年間通ってたということで、神戸のお役をいただいたのはすごくうれしいです」と笑顔を見せた。

夫・片岡愛之助と初共演となった藤原紀香(12月4日・大阪市内)

とにかく、関西をディスりまくった本作。GACKTや加藤が、身近な関西人からのリアクションがなく不安げな表情を浮かべるなか、藤原は「和歌山のこと何言うてんねんと。でも和歌山は両親の里なんで、めちゃくちゃ愛してて。滋賀も奈良も友だちいっぱいおるし。そこは愛をもって、全国からみなさんのところにいろんな人が来てくれたらうれしいなと、思いっきりディスらせていただきました」とコメント。

また、本作で夫で歌舞伎役者の片岡愛之助が、関西を牛耳る大阪府知事・嘉祥寺晃役を熱演。夫婦初共演となったが、「そこのシーンを楽しんでいただければと思います。おうちで練習? なかったですよ。めちゃくちゃ仲がよろしくない役だったので、すごくお芝居はやりやすかったです」と見どころをアピールした。同映画は現在、全国の映画館にて公開中。

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