子どもわくわく「世界のクリスマス」大津で催し、外国人の市民や学生と交流も

クリスマスらしい菓子を見て回る来場者(大津市浜大津4丁目・明日都浜大津)

 国際交流イベント「世界のクリスマス」がこのほど、大津市浜大津4丁目の明日都浜大津であった。クリスマスにちなんだ模擬店の出店や体験コーナーなどがあり、外国籍市民や留学生もボランティアとして参加。家族連れらでにぎわい、外国文化の一端に触れた。

 身近なクリスマスを通じて、市民が国際交流や多文化共生に関心を寄せるきっかけをつくろうと、大津市国際親善協会が初めて開いた。

 サンタクロースの本場フィンランドの関連では、「ヨウルトルットゥ」と呼ばれるパイ菓子の販売や、「ヒンメリ」という飾り物を琵琶湖のヨシを使って作るコーナーなどを用意した。このほかに、欧州の食べ物や飲み物も提供。子どもたちは、クイズに挑んだり、外国人ボランティアに教わりながら外国語でクリスマスのカードを書いたりして楽しんでいた。

 逢坂小学校1年の女子児童(7)は「カードやヒンメリを作るのが楽しかった。おうちに飾りたい」と話していた。

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