富山が4シーズン在籍のFW大野耀平と契約満了、今季はJ3で29試合5得点も昇格ならず「ゴールという形で恩を返したかった」

大野耀平は2020年から富山でプレーした[写真:©︎J.LEAGUE]

カターレ富山は5日、FW大野耀平(28)の契約満了を発表した。

大野は東京都出身で、浦和レッズのジュニアユースから帝京高校、常葉大学へと進学。2017年に京都サンガF.C.に加入した。

プロ1年目から出番を得ると、2020年に富山へと期限付き移籍。2021年に完全移籍へと切り替わった。

今シーズンは明治安田生命J3リーグで29試合に出場し5得点、天皇杯では3試合2得点を記録も、チームはJ2昇格が叶わなかった。

4シーズン在籍し、J3通算97試合24得点、天皇杯通算5試合2得点だった。

大野はクラブを通じてコメントしている。

「今シーズンでチームを退団することとなりました。今年こそはと望んだシーズンでしたがJ2復帰することができずに申し訳ない気持ちでいっぱいです。これまで共に戦ったチームメイト、スタッフ、サポーター、スポンサーの方々すべての人に感謝しています」

「ゴールという形でカターレへの恩を返したかったですが、なかなか思うような結果を出せなかったことが非常に悔しいです。しかし自分自身の実力なので、受け入れてこの先へと進んでいきたいと思います」

「カターレ富山が2024シーズンJ2に復帰し、さらなる飛躍を遂げると信じています。改めて今までありがとうございました」

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